2026.01.09
【2026年Q1】ビルメン求人給与レポート:都道府県×職種×資格で相場を見える化
目次
TL;DR(結論)
ビルメンの給与は「職種(設備・清掃・警備など)」だけでなく、勤務地(都道府県)と資格(電工・ボイラー・ビル管など)で相場が大きく変わります。
このレポートでは、ビルジョブ掲載求人+公開求人情報を集計し、都道府県別/職種別/資格別に相場をまとめました。転職・求人選びの“基準”として活用してください。
このレポートで分かること
- 都道府県別の月給(または時給)レンジ
- 職種別(設備管理/清掃/警備/フロント等)の相場感
- 資格別(電工二種/ボイラー/危険物/ビル管など)の上乗せ傾向
- 「夜勤」「責任者」「常駐」「巡回」など条件差によるブレ幅
集計方法(読み方のルール)
本レポートは、以下の求人情報を四半期単位で整理し、相場を見える化しています。
集計対象
- ビルジョブ掲載求人(自社掲載)
- 公開求人情報(例:ハローワーク等の公開データ)
集計の考え方
- 同じ求人の重複掲載は可能な限り統合
- 給与の表記が「月給/年俸/日給/時給」など混在するため、区分ごとに整理
- 「○○円〜」のように幅がある場合は、レンジとして記録
- 交通費・手当・残業代は求人ごとに条件が異なるため、基本給(または給与表記の本体)中心に比較
注:本レポートは“相場の目安”です。最終的な給与は、経験、担当物件、シフト(夜勤)、役職、手当条件で上下します。
1. 都道府県別:給与相場(設備管理)
まずは人気の高い「設備管理」を都道府県別に整理します。
都道府県別 平均給与(設備管理)
| 都道府県 | 平均年収 | 各地域の求人一覧 |
|---|---|---|
| 東京 | 421万円 | 東京の求人を探す |
| 神奈川 | 431万円 | 神奈川の求人を探す |
| 大阪 | 423万円 | 大阪の求人を探す |
| 愛知 | 418万円 | 愛知の求人を探す |
| 福岡 | 401万円 | 福岡の求人を探す |
読み解きポイント
- 夜勤/責任者/電工・ボイラー等の保有で伸びやすい傾向です。
- 同じ都道府県でも、常駐(大型)>常駐(小型)>巡回の順で上振れ傾向
2. 職種別:相場の違い(設備・清掃・警備など)
ビルメンは「職種」で相場の作りが違います。ここでは職種別に整理します。
職種別 給与レンジ(全国)
| 職種 | 給与形態が多い | 相場の特徴 | 上振れ条件 |
|---|---|---|---|
| 設備管理 | 月給中心 | 資格・夜勤・責任者で伸びる | 電工/ボイラー/危険物、夜勤、責任者 |
| 清掃(定期/日常) | 時給・月給混在 | 現場/責任者で差 | 現場責任者、夜間定期清掃、技術系 |
| 警備(施設) | 月給中心 | 夜勤・当務で差が出る | 当務、隊長、資格 |
| 受付・フロント | 時給も多い | 物件グレードで差 | 英語対応、ハイクラス物件 |
読み解きポイント
- 清掃・受付は時給が多く、同じ月給換算でも比較しづらいので、“時給レンジ”も別表で出すと親切
- 設備・警備は「夜勤の有無」「当務」「仮眠」「手当」で体感が変わるため、条件別に分けるほど実務に役立つ
3. 資格別:どれくらい給与に効く?
資格は“面接の通りやすさ”だけでなく、求人条件で手当や上限を押し上げます。
資格別の上乗せ傾向(例)
- 第二種電気工事士:設備管理で募集母数が多く、求人幅が広がりやすい
- 二級ボイラー技士:常駐設備で評価されやすく、手当が付くケースあり
- 危険物取扱者(乙4):物件次第だが、募集要件に入ることが多い
- ビル管(建築物環境衛生管理技術者):責任者・管理職求人で効きやすい(ただし経験も見られる)
資格別 求人に出やすい“組み合わせ”
| 目的 | まず狙う資格 | 次に積む資格 | 強い職種 |
|---|---|---|---|
| 未経験→設備へ | 電工二種 | ボイラー/危険物 | 設備管理 |
| 常駐で上を狙う | 電工二種 | 三冷/ビル管 | 設備責任者 |
| 施設警備で安定 | 警備業務検定 | 自衛消防/上級救命 | 施設警備 |
4. 条件別:給与が上がりやすい求人の特徴
集計していると、上限側の求人には共通点があります。
- 夜勤あり/当務あり(シフト手当・深夜割増で上がる)
- 責任者・副責任者(役職手当、物件規模の大きさ)
- 常駐(大型物件)(設備が多く、資格者配置が必要)
- 経験者優遇の巡回(担当範囲が広く、対応力が求められる)
- 資格手当が明確(電工、ボイラー、危険物など)
逆に「とにかく楽」「日勤のみ固定」「残業なし完全固定」など条件が強い求人は、給与は平均寄りになりやすい傾向があります。
5. 転職で失敗しないための“相場の使い方”
相場表を見るときは、次の3点で自分を当てはめるのがコツです。
- 勤務地(都道府県)を決める
- 職種(設備/清掃/警備)を決める
- 上振れ条件(資格・夜勤・役職・常駐/巡回)を足す
たとえば設備管理なら、「日勤のみ×未経験」 と 「夜勤あり×電工二種×常駐」 では同じ都道府県でもレンジが変わります。
よくある質問(FAQ)
- Q1. 相場より低い求人って危ない?
- 必ずしも危ないわけではありません。物件規模、担当範囲、夜勤の有無、手当内訳で変わります。仕事内容と手当条件を合わせて確認しましょう。
- Q2. 「資格手当あり」ってどれくらい?
- 求人によって差があります。手当額が書いてない場合は、面接で「対象資格」「支給条件」「上限」を確認すると安心です。
- Q3. 未経験でも高めに入りやすいパターンは?
- 設備管理なら「夜勤あり」「常駐(大型)」「資格(電工二種)あり」で入り口が上がりやすい傾向があります。
- Q4. 年収表記と月給表記、どう比較する?
- ボーナス・手当込みの場合があるので、比較は要注意。可能なら「基本給」「想定残業」「夜勤回数」「賞与実績」を確認しましょう。
- Q5. 次の四半期レポートはいつ?
- 本レポートは四半期ごとに更新予定です(例:Q2は4〜6月分の集計)。
まとめ:相場を“基準”にして、条件で上振れを狙う
ビルメンの給与は、職種だけでなく 勤務地×資格×夜勤/役職 で大きく変わります。
このレポートの相場表を基準に、希望条件を整理して「無理なく伸ばせる」求人を選びましょう。

